2022年F1第19戦アメリカGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
2022年F1第19戦アメリカGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、角田裕毅(アルファタウリ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)だ。
■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=10位(※10位への昇格が決まる前のコメント)
ピットレーンからスタートして、ポイント圏内にあと一歩まで迫ることができた。マシンもいいペースを示していたし、最後尾から11位までのリカバリーには満足してもいいと思う。さらに上を狙うこともできたかもしれない。実際、ポイントを獲れれば最高だっただろうね。次に向けて、やり方次第でどこまで行ける可能性があったかを見直してみるつもりだ。チームとしてより強くなるために、デブリーフィングをして学び、進歩していきたい。
来週末のメキシコでは、またポイント獲得のチャンスがあるはずだ。選手権の4位争いは僅差だから、トップ10フィニッシュを積み上げていくことがますます重要になるだろう。
レッドブル・レーシングには、コンストラクターズタイトル獲得おめでとうと言いたい。今季の彼らのパフォーマンスはチャンピオンに相応しいものだった。
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=9位
本当にハードなレースでしたが、楽しみました。久しぶりにトップ10に戻ってくることができてうれしいです。
今週末、ポイント圏内でフィニッシュでき、(レッドブルとアルファタウリのオーナーであるディートリッヒ・)マテシッツさんの追悼をすることができたことをうれしく思います。
ミディアムタイヤでのペースが予想外にとても良くて、何度か良いオーバーテイクを成功させることができました。ハードタイヤではそれよりも苦労したことが残念でした。なぜハードがうまく機能しなかったのかを理解するために調査する必要があります。
でも全体的に見て、またポイントを獲得できたことを喜んでいます。シーズン終わりまで、この調子を維持していきたいですね。
■ケビン・マグヌッセン(ハースF1チーム)
決勝=8位
超ハッピーだ。チームとして、ホームレースのアメリカでポイントを獲得することは、とても重要なことだ。しかも、マネーグラムとのタイトルスポンサー契約を発表した週末のことだから、きわめて大きな意味がある。まさに最高のタイミングだったよ。
もちろん、セバスチャンとのポジション争いに敗れたことには落胆している。だけど、それは彼のドライビングのうまさによるところもあった。何しろ彼は4度も世界王者になったドライバーだからね。僕があの戦略をやり通せたのは、チームの導きがあってのことだった。こんな世帯の小さなチームが、こういう戦いをできるなんてスゴイことだよ。
■セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム)
決勝=7位(※7位への昇格が決まる前のコメント)
終わってみれば、うまく遅れを取り戻して4点を獲得できた。最後の数周、特に最終ラップのケビンとのバトルは本当に楽しかったよ。フィニッシュラインを通過した時には、アドレナリンが溢れんばかりに流れ出ていた。
ピットストップでのタイムロスがなければ、6位には楽に手が届いたと思う。だけど、僕らが目を向けるべきは、今日のこのマシンのペースには十分な競争力があったという明るい面の方だ。実際、レース全体を通じて、いい戦いができた。スタートは文句なしで、序盤は5番手を走っていたんだ。少しの間とはいえ、レースをリードできたのもよかった。あの位置を走るのは本当に久しぶりだったからね。
■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
決勝=6位
いいレースだった! 単独走行になるのと比べれば、こういうレースの方がずっと楽しいよ。決して楽ではないとしてもね。特にフェルナンドとのバトルは本当に楽しかった。
スタートでは、前方でのアクシデントのおかげで、ちょっと厄介なことになった。それにレース中盤にマシンにダメージも負っていたので、6位でフィニッシュできて大いに満足している。僕らの手が届く範囲で最善の結果を持ち帰り、それなりにポイントも獲れたからね。
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