F1、“ブレグジットの悪夢”解消に向けイギリス政府に働きかける。ヒトとモノの移動に大きな障害

 

 F1イギリスGPに先立ち、F1のステファノ・ドメニカリCEOとイギリス籍のF1チームの代表者がダウニング街(イギリス首相官邸を指す代名詞ともなっている政治的中心地)を訪れ、DCMS(デジタル・文化・メディア・スポーツ省)の長官や首相のアドバイザーらと会談を行なった。
 F1の立場からすれば、毎年100億ポンド(約1兆8,245億円)以上の経済効果を生むグランプリの経済的重要性を政府に認識させることが第1目的だったが、争点はそれ以外にもあった。
 それはイギリスがEUを脱退した”ブレグジット”の影響によって、ヨーロッパ各地へのF1チームのヒトとモノの移動が難しくなっていることだ。
 ウイリアムズでチーム代表を務めるジェームス・ボウルズはイギリスGPで、ヨーロッパ各地へ機材を輸送する際にF1が直面する“お役所仕事”が、カレンダー策定とチームのロジスティクスに影響を及ぼすと語っている。
「我々は、機材の輸出入のために数百の通関手続きを行なっている」とボウルズは言う。
「制約のひとつを例に挙げると、実際に我々がイモラへ行った際、機材がダメージを受けていた。そうすると全てをイギリスへ戻す必要があるのだ」
「さらにカレンダーの構成という点では、例えばイギリス、イモラ、カナダと続けて移動することはできない。イギリスからイモラに行ったら、通関手続きに従って一度イギリスに全て戻してから、他の国に行くのだ」
「カレンダーの最適化を含め、現時点でこのスポーツにとって不要な機材の移動がある」
「さらに人員の移動もあり、難しい状況だ。以前よりも待ち時間が増え、空港から空港へ移動する時に時間を失っている」
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