角田裕毅10位入賞「タフなレースだった。自分のパフォーマンスと結果に満足」代表は「最大限の成果」/F1第6戦決勝
2022年F1スペインGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は10位でフィニッシュ、1ポイントを獲得した。ドライバーズ選手権では合計11点で12位につけている。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは角田のレースを次のように振り返った。
「厳しいレースだったが、ドライバーふたりは懸命に戦い、その結果、我々は1ポイントを手にすることができた」
「裕毅はクリーンなスタートを切り、序盤はマクラーレン勢や(フェルナンド・)アロンソを相手に、ポイントをかけて戦った」
「気温が高かったため、多数のマシンが3回ストップを選択、トラックポジションが鍵となった。裕毅の最後のピットストップは、2回ストップで走っていた(セバスチャン・)ベッテルに先行されないよう、タイミングを計って行い、うまくやることができた」
「その後は、(ミック・)シューマッハーを抜き、レース中盤にパスしていったアロンソを追った」
「今回のイベントから理解しなければならないことがたくさんある。マシンを望むとおりに機能させることができなかったからだ。だが、すでにいくつかアイデアはあるので、今後のグランプリで巻き返したいと考えている」
チーム代表フランツ・トストは「非常に困難な週末で、マシンに苦戦した。リヤ、特にタイヤのオーバーヒートに苦しみ、その結果、予選では良いパフォーマンスを見せることができなかった」と語っている。
「裕毅は良いスタートを決めて、1周目を終えた段階で11番手だった。序盤のソフトでのレースペースはまずまずだったが、数周後、我々は3回ストップで走ることを決断し、裕毅をピットインさせ、タイヤをミディアムに交換した」
「ミディアムコンパウンドで彼はタイヤのウォームアップに苦労し、アロンソに対して数秒を失った。その後、ソフトに戻して、最後まで戦った」
「我々は1ポイントを獲得した。予選セッションが困難なものになったため、今週末はこれが我々にとって最大の結果だったと思う」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=10位
13番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ソフト→ソフト
ものすごくタフなレースでした。コース上はとても暑かったですし、ポイント圏内に入るために常にバトルをしている状態で、プレッシャーがかかっていました。
今日の自分のパフォーマンスにも、決勝結果にも、とても満足しています。週末を通して快適に走れていなかったので、ポイント争いができたことは大きな前進でした。
それでも中団のさらに上位に入るためには、やるべき仕事はたくさん残っていると思います。
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