アレックス・リンス、カタルニア転倒で左手首骨折。中上貴晶は骨折無しも念のため一晩入院

 

 MotoGP第9戦カタルニアGPの決勝レースで転倒したスズキのアレックス・リンス。彼は左手首を骨折したとスズキが明かした。
 リンスが転倒したのはカタルニアGP決勝の1周目。ターン1のコーナリング中、イン側に入っていた中上貴晶(LCRホンダ)がフロントをロックさせて転倒すると、アウト側に位置していたリンスは、それに巻き込まれる形でクラッシュしてしまった。
 最初はピットに戻っていたリンスだったが、左手首に痛みを訴えてサーキットのメディカルセンターへ移動。後にバルセロナ市内の病院へ検査に向かった結果、手首の三角骨骨折が判明。MRI検査も受け、靭帯の損傷が確認された。
 リンスは左足首にも痛みを訴えていたが、こちらは大きな怪我などは無かった。
 診察の結果、リンスは手首を固定してアイシングや電磁気療法、抗炎症剤などを飲みつつ、回復に努める事になった。
 MotoGPはカタルニアGP終了後の6月6日にテストを予定しているが、当然リンスはこれを欠場することになった。次戦は2週間後のドイツGPとなっているが、リンスは今後さらなる評価と検査を受けることになる。
 診察したザビエル・ミル医師は次のようにコメントしている。
「アレックス・リンスは左手首に外傷を負い、レントゲン、CT、MRI検査を受けた結果、左手首の三角骨の骨折及び、骨折箇所周辺の浮腫が認められた。我々は10日間厳重な固定と電磁療法を行ない、その後再検査を行なうべきだと考えている」
 なお中上貴晶も病院で検査を受けたが、こちらは骨折など深刻な怪我はなかった。ただ念のため一晩入院することになった。月曜日には退院となっているが、彼もテストには参加しない。
 
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