ロングランも中断……ハミルトン、振動で背中に痛み「ぶつからないようにするのが精一杯」
メルセデスのルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルは、F1アゼルバイジャンGPの週末を通じて過度のバウンシングとボトミングに見舞われている。
あまりの振動でドライバーの視界にも影響が及んでしまっており、ハミルトンは予定通りにロングランを完遂できず、チームが欲しいデータを全て集めることができなかったと認めている。
また彼は、土曜日に向けてマシンを変更した結果、ポーパシングの発生箇所が変わったと明かした。現在は、ターン16を抜けた後の長い全開区間にある、高速コーナーでマシンがバウンドしてしまっているという。
「正直なところ、昨日(金曜日)はストレートエンドで底付きがひどく、ロングランを終えることができなかった」
「アンジェラ(・カレン)にすごく感謝だ。フィジオセラピストの彼女に毎晩、施術と鍼治療をしてもらっているんだ。でも今朝はかなりの痛みで目が覚めたよ」
「今は、ストレートエンドでは(バウンシングは)それほど酷くないけど、コーナーで起きているんだ。燃料が重い分、明日はもっと少なくなると期待している」
「でもストレートでとても遅いんだ。それはきっと底づきのせいでもある。他の人たちはモンツァで使うような薄いウイングを使っているから、僕らにはやらなければならないことがたくさんある」
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