ウイリアムズ、大規模アップデート準備中。マシンの見た目は”目に見えて”変わる!?

 

 F1第8戦アゼルバイジャンGPを終えた時点でコンストラクターズランキング最下位に位置しているウイリアムズは、今後大規模なアップデートを準備しているようだ。これが投入されることにより、FW44の見た目は、これまでとは「目に見えて異なる」モノになるという。
 ウイリアムズは今季、アレクサンダー・アルボンの好走により、オーストラリアGPとマイアミGPの2戦で入賞。ここまで合計3ポイントを手にしている。しかしパフォーマンス上ではライバルから大きく後れを取っており、ハースとアストンマーチンとは12ポイント差のランキング最下位に沈んでいる。
 ここまではアップデートについて比較的保守的なアプローチを取ってきたウイリアムズ。しかし今後大規模アップデートを投入することを目指しており、これにより現在の苦境から脱却することを狙っているようだ。
 ウイリアムズのビークル・パフォーマンス責任者のデイブ・ロブソンは、昨年から導入された予算上限レギュレーションにより、アップデートを導入する際には「最高の効果を得る」ようにすることがいかに重要かを説明。最初の大規模アップデートを投入する時期も決まったことを明らかにした。
「アップデートを投入する時期を決定した。風洞の結果から、それを決めたんだ」
 ロブソンはアゼルバイジャンGPの際にそう語った。
「現時点では、できる限り早く(そのパッケージを)製造することが課題になっている。マシンがダメージを受けることがなければ、その作業の助けになるだろう。それは十分に気を遣っておかなければいけない部分なんだ」
「パッケージは準備中だ。パーツが揃う時期が今後数日のうちに明確になることを願っている」
 いくつかのチームは、すでに今季のマシンに大規模なアップデートを投入済み。特にアストンマーチンは、開幕戦とは異なるデザインのサイドポンツーンを投入するなど、マシンの見た目も大きく変わった。
 ウイリアムズも、これまでとは異なる方向性のパッケージに取り込んでいると、ロブソンは語る。
「我々はフロントウイングから始め、マシンの後部に向けて作業を進めてきた。それを行なう上では様々な形があるだろうが、どの方法が一番良いのかはまだ分からない」
「短期的、または今シーズン残りの部分において、今ご覧いただいているマシンとは少し異なり、目に見えて異なるコンセプトのモノに取り込んでいると思う」
 
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