「1周1周を楽しめた」絶好調ドゥカティ&バニャイヤ、レコード更新の初日に大満足

 

 ザクセンリンクで行なわれているMotoGP第10戦ドイツGP。その初日フリー走行では、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤがコースレコードを更新する速さで、トップタイムとなった。
 このコースはドゥカティが苦手とする傾向のあるサーキットだったが、今シーズン初日はドゥカティ勢が好調。バニャイヤを筆頭に、トップ6中に5台のドゥカティ・デスモセディチGPが並ぶなど、好調を示している。
 バニャイヤは前戦カタルニアGPでは中上貴晶(LCRホンダ)との接触による転倒で、ノーポイントでレースを終えていた。ザクセンリンクで好結果を残せれば、それを埋め合わせるのに十分なモノになるはずだ。
「これまでのところ、僕はこのコースで2017年の1回しか表彰台に登ったことがないんだ」
 バニャイヤはそう語る。
「ここでレースウィークの出だしから競争力を発揮するのは、間違いなく簡単なことじゃない。去年もレースでは競争力をなんとか維持できたけど、初日は埋もれていたんだ」
「今日は1周1周を楽しめたよ。コースに入ってすぐに良いフィーリングを感じられて良かったし、いい仕事ができて満足している。セッティングは既に良いから、バイクは何もいじりたくないくらいだ。明日はペースの面で改善する必要があるだろう」
「(今年の好調について)好調な理由は色々とある」
「フェアリングは小さくなって、より扱いやすくなっているし、去年からコーナーリング中のマシンの挙動に関して努力し続けてきた。ジャック(ミラー/チームメンバー)もその点ですごくいい仕事をしてくれている」
 ザクセンリンクは追い抜きが難しく、タイヤマネジメントの必要性もあるため、決勝では先頭に立つことも重要になってくる。
 バニャイヤもその点を認識しており、先頭に立つことが重要だと繰り返した。
「レーススタート時に先頭に立つことが、非常に重要になってくるのは明らかだ。予報通りに暑くなれば、タイヤ内圧が上がってしまって、誰かの後ろに留まるのはかなり難しくなるだろうからね」
「でも僕らは高温ではそれほど苦戦していないと思うから、明日どうなるか様子を見て、レースでの状況を理解していく必要があるだろう」
 
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