F1メカ解説|メルセデスのアップデート、どこが変わった? 空力改善のため細部を微調整

 

 シルバーストンで行なわれるF1イギリスGPに向けて、メルセデスはいくつかのアップデートを施してきた。劇的な進歩とまではいかなくとも、ルイス・ハミルトンが初日を2番手で終えるなど前進した兆候が見られるメルセデス。そのアップデートの詳細を見ていこう。
 今回のアップデートには、フロントサスペンション、サイドポッド、フロア、リヤウイング、ビブウイング(キールウイング)など、様々な箇所の変更が含まれている。
 まずフロントサスペンションに関しては、プッシュロッドなどがシャシーと接する部分に厚みが持たされた。これはシャシーに向けて流れる空気のダウンウォッシュ(気流を下に流すこと)を促進する目的があるようで、「渦を発生させることでフロア下の気流を改善する」とのことだ。

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