F1メカ解説|レッドブルが投入した”サルノコシカケ”エンジンカバー。その狙いとは?

 

 多くのF1チームが大型アップデートを施したマシンを持ち込んでいる今回のイギリスGP。レッドブルは今季のマシン『RB18』のエンジンカバーとサイドポンツーンが接合する部分のボディーワーク形状を大きく変更。人ひとりが腰掛けられそうな程度の”サルノコシカケ”(樹木に生える扇型のキノコの一種)のような段差が付けられた。
 これによりサイドポンツーン上部とヘイローから後方に伸びるラインと、空気の通り道がふたつに分けられた。
 興味深いことに、レッドブルの姉妹チームにあたるアルファタウリの『AT03』はシーズン開幕時点からエンジンカバーを地面に対して並行に伸ばすアプローチを採用しており、どこかレッドブルの”サルノコシカケ”もそれに似た雰囲気を感じさせる。

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