WECモンツァのBoP発表。デビュー戦のプジョー、トヨタより時速40km早くハイブリッド展開可能に
FIA世界耐久選手権(WEC)は、第4戦モンツァ6時間のハイパーカークラスの性能調整(BoP)を発表した。
これがデビュー戦となるプジョー9X8は、フロントアクスルに搭載されたモータージェネレーターのパワーを、ドライ&ウエットの両コンディションで時速150kmから発揮できることになった。
トヨタのGR010は、この数値が時速190kmからとなっているため、プジョー9X8はトヨタより早いタイミングでハイブリッドパワーを使えることになる。
この展開速度の差は、それぞれのマシンが履くタイヤのサイズによって決まっているという。プジョーはフロントとリヤに幅14インチのミシュランタイヤを装着。一方、トヨタは今季タイヤサイズを変更。前後14インチ同じからフロント13.5インチ、リヤ15インチに変更した。
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