F1は、決勝レース後にコース上の看板やファンエリアのフラッグなどを盗む行為が横行していることを受け、取り締まりの強化を行なうことを決めた。
　通常、決勝レース終了後はコースの一部がファンに開放され、表彰式の様子をコース上から見ることが出来たり、コースウォークが出来たりする。
　しかし直近のレースでは、ファンがサーキットの看板を外し、勝手に記念品として持ち帰る様子を撮影した動画がソーシャルメディア上で物議を醸した。
　こうした行為は今に始まったことではないが、盗まれたモノの中には広告やDRSの看板、ファンエリアのPR用フラッグなども窃盗の被害にあった。
　窃盗が横行していることを受け、F1はフランスGPを前に対応を明確化。サーキット設備に対する窃盗行為を行なうファンに対してより強固なアプローチを取ることになった。
　motorsport.comの調べでは、窃盗犯はサーキット各所に設置されている監視カメラによって特定され、地元当局による照会後、起訴されることとなっているという。

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