フェルスタッペン、F1フランスGP勝利でランキング首位独走も「ポイント差は本来よりも大きい」

 

 F1第12戦フランスGPで今季7勝目を挙げたレッドブルのマックス・フェルスタッペン。ドライバーズランキングでは、2番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に対して大きなリードを築いているものの、ここまでのパフォーマンスを鑑みるとその差は「本来よりも開いている」と考えている。
 フランスGPでは、予選でルクレールがチームメイトの助力もありフェルスタッペンを下しポールポジションを獲得。決勝レースでもスタートからフェルスタッペンを従えレース序盤を走った。
 フェルスタッペンは16周目にピットイン。フェラーリは反応せず、ルクレールにステイアウトさせたが18周目にルクレールはターン11でスピン。マシンは止まらずウォールに吸い込まれた。
 クラッシュによりセーフティカー導入となり、フェルスタッペンはトップに浮上。ライバル脱落によりフェルスタッペンは2番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)を10秒近く突き放し、今季7度目のトップチェッカーを受けた。
 フェルスタッペンが優勝した一方で、ルクレールはノーポイント。ドライバーズランキングではフェルスタッペンが計233ptとなり、2番手ルクレールとの差は38ptから63ptに拡大。フェルスタッペンは世界タイトル2連覇に向け、今季10戦を残して2勝分以上のリードを形成した。
 レース後、フェルスタッペンは現在のリードについて次のように語った。
「たとえ悪い日でも、常にポイントを獲得することがとても重要だ。オーストリアで僕らがやったことだね」
「もちろん僕らがリードしていることは素晴らしいけど、2台のマシンパフォーマンスを考えれば、本来あるべき姿よりも少し大きくなっているのかもしれないね」
 フェルスタッペンはレースを振り返り、序盤ではルクレールの方が速く「ついていくのはとても難しくなる」と考えていたという。ただ実際は、ルクレールを追いかけ回すことができた。
「すぐに僕らの(マシン)バランスは悪くないと分かったけど、彼は少しマネージメントできていたのかもしれない」とフェルスタッペンは続ける。
「僕らにはとても競争力があるように見えた。もちろんそれが見たかったモノだ」

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