アロンソ「アルピーヌとの話は10分もあれば終わる」アストンマーチン移籍には興味なし

 

 アルピーヌからF1に参戦しているフェルナンド・アロンソは、2023年以降の契約をまだ結んでいない。サマーブレイク中に話し合いに入ると見られているが、アロンソはチームと合意したいなら、大した時間はかからないと考えている。
 2度のF1王者であるアロンソは、2018年限りで一度F1から離れていたが2021年にアルピーヌからF1へ復帰。ベテランとして力を発揮してきた。
 2022年で一旦契約は区切りだが、アロンソはまだ来季以降の契約が固まっていない。イギリスGPの際、アロンソとの将来についてアルピーヌ代表のオットマー・サフナウアーは「詳しい話は始めていない」としつつ、夏休みが明けてすぐに話すつもりだと述べていた。
 アロンソは現役続行の構えを見せている。ただアルピーヌにはオスカー・ピアストリというF2王者で高い評価を受けているドライバー候補がおり、彼にシートを取って代わられる可能性があることは、アロンソも自覚してる。
 夏休み前最後のレースとなるハンガリーGPでも、彼は変わらずレースに集中していて、交渉は夏休み中に行なうと主張。さらに両者が契約を臨んでいるなら、話し合いは10分で終わるだろうと語った。
「僕も休みに入るし、チームのボス達も休暇になる。だからビデオ通話か何かをする必要があるね」
 アロンソはそう語る。
「でも両方とも何か合意したいと思っているなら、10分やそこらで終わるよ」
「僕らが合意しなかったり、何か合意するために争う部分があるなら、片方が満足していない可能性がある。でも僕が何を話しても、10分以上にはならないだろうね」
 アロンソはこの2シーズンでアルピーヌが見せてきた進歩のレベルを確認しているため、他のチームに移りたいとは考えていないとも語っている。
「僕はここにいたいと思っている」
「でも当事者間のことだし、強要するつもりもない」
「それで、僕らは交渉を行なっていくことになる。さっきも言ったように、何かに合意するようなら、会話は10分で終わるだろうね。あまりにも争うことがあるなら、もう少し長くなるだろう」
 なおセバスチャン・ベッテルが2022年限りでの引退を表明したため、選択肢としては、アストンマーチンへ移籍するという可能性も開かれている。ただアロンソはそうした考えに惹かれている様子はない。
 アストンマーチン移籍の可能性があるかを訊かれたアロンソは「ふたりのドライバーが決まっていない限り、全てのチームが選択肢だよ」と答え、さらにこう続けた。
「僕の優先順位はアルピーヌに留まることだ。僕らはこのプロジェクトで2年間一緒に開発に取り組んでいるし、どんどん競争力をつけているんだ」
「僕の希望はここに留まることだけど、腰を据え付けて進めたりはしていないんだ。だからまだ諸々は進行中といったところだ」
 
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