メルセデス、フロントロウ独占は狙えた? 7番手ハミルトン、DRSトラブルでアタック完遂できず

 

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1ハンガリーGP予選でQ3に進出。だがポールポジションを獲得したチームメイトのジョージ・ラッセルとは対照的に、セッション後半でタイムアップできず7番手に終わった。
 ハミルトンはDRSに不具合が発生。万全の状態でアタックできなかったのだ。予選を終えたハミルトンは、フロントロウを争うチャンスがありながらも、アタックを完遂できなかったことに悔しさを滲ませた一方で、ラッセルに祝福の言葉を贈った。
「初めてのポールポジションを獲得したジョージ、おめでとう! 素晴らしい気分だし、チームとしても大きな意味を持っている」
 そうハミルトンは語った。
「どこからそんなペースが手に入ったのかは分からない。どこからともなくって感じだけど、とてもポジティブだよ」
「明日は彼をサポートするためにできることをするし、彼はこのコースであのポジションからなら勝てるはずだ。僕も上を目指して頑張るよ」
 メルセデスにとって、フロントロウ独占は可能だったと思うかと訊かれると、ハミルトンは「確実にね」と答えた。
「これまで苦労してきたのに、フロントロウを争うことができなくて悔しいのは確かだけど、また別の機会もあるはずだ」
 ハミルトンは金曜日のフリー走行を終え、前戦フランスGPとマシンの感触が一変していることに困惑していた様子だったが、予選で突然ペースが良くなった理由も理解できていないと認めた。
「僕らのレースペースが今、どこでどうなっているのか分からないんだ」と彼は語った。
「昨日は遅かったけど、もしかしたら突然何かを見つけたのかもしれないし、そうだとしたら素晴らしい。僕たちふたりともがそうなら、明日は本気でアタックできるはずだ」
「マシンは一昼夜で変わったんだ。僕たちは一晩でたくさんの仕事をしたし、ファクトリーのみんながシミュレータでたくさんの作業をしてくれた。FP3ではその成果を感じることができなかったが、予選ではレーシーなフィーリングだったんだ」
 
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