こんな感覚は久しぶり! ビニャーレス、会心の予選2番手「自然にバイクに乗れている」

 

 マーベリック・ビニャーレスは、MotoGP第12戦イギリスGPの予選で2番手。アプリリア加入後のベストグリッドを手にし、自然体で予選を戦えたと振り返った。
 前戦オランダGPでは、アプリリアでの初表彰台を獲得したビニャーレス。これまでは1周のペースで苦しんでいたが、今回のイギリスGPはフリー走行から常にトップ10に入り、予選でもポールポジションにわずか0.098秒届かなかったものの、フロントロウ2番手を獲得した。
 ビニャーレスは「この感覚は久しぶり」と話し、予選で激しくプッシュすることができたことを認めている。
「実際本当にハッピーだし、自分の仕事に満足している」と、ビニャーレスは語った。
「今週末を通して、すべての面でより自然にバイクに乗れているし、それこそ僕たちが求めていたものだったんだ」
「予選も良かった。最大限の力を発揮できたし、とても良い感触だ。あんな風にプッシュできる感覚を味わうのは久しぶりだったし、素晴らしいよ」
「決勝日は明日だけど、準備は万端だ。この前のように前に出て、上位を争うことを楽しみにしている。明日はそのチャンスがあるんだ」
 ビニャーレスのチームメイトであるアレイシ・エスパルガロは、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)とタイトル争いの真っ只中。21ポイント差のランキング2番手につけている。
 ビニャーレスは以前、可能であればコース上でエスパルガロを助けたいと語っていたが、今回エスパルガロはFP4でのクラッシュで足を痛め、予選6番手となっている。
 そうした状況もあって、チームオーダーの話は出ていないという。
 レースでチームメイトを助けることができるかという質問に「彼(エスパルガロ)を助けるベストな方法は、上位に留まることだと思う」と、ビニャーレスは話した。
「アプリリアでは何も話さなかったけど、最終的にアレイシを助けられる位置にいるかどうかが問題なんだ」
「でも今、僕の頭の中にあるのは、自分のレースの戦い方なんだ。激しくプッシュして上位に残る。MotoGPでは最初の10周でレースが決まるからね」
「だから、バトルに加わりたい。ここ数戦は自分の仕事に集中している。スピードも上がっているんだ」
 
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