アロンソが明かす来季に向けた契約交渉のウラ側。アルピーヌからは「求められている」と感じられなかった?

 

 来季アルピーヌを離れ、アストンマーチンへ移籍するフェルナンド・アロンソ。サマーブレイクが終わり、公の場で初めてその経緯を語った。
 セバスチャン・ベッテルが今季限りでのF1引退を表明してから4日も経たないうちに、アストンマーチンが後任としてアロンソの加入を発表。2度のF1世界チャンピオンであるアロンソは、アストンマーチンと複数年契約を交わし、F1を戦うことになった。
 この発表は、来季もアロンソがチームに残留すると考えてきたアルピーヌにとっては衝撃的なニュースとなった。そして、ベッテルの引退とアロンソの電撃移籍によって、来季に向けたドライバー市場は大きく揺れ動いた。
 アルピーヌは、アロンソの後任として育成ドライバーのオスカー・ピアストリの加入を発表したものの、事前にマクラーレンと契約を結んでいたとされるピアストリはその発表内容を否定。現在、アルピーヌとマクラーレンは彼の契約を巡り係争中となっている。
 アロンソはシーズン後半戦開始となるベルギーGPに先立ち、アストンマーチンへの移籍について初めて公に語った。そこでアロンソは、ベッテルのF1引退が発表された直後にアストンマーチン側から連絡を受けたと明かした。
 そして契約はハンガリーGP終わりの月曜日に交わされ、チームは「リークされる前に素早く発表することにした」という。
 アロンソは当初、アルピーヌに残留するつもりだったものの、アストンマーチンからコンタクトをもらう前には「もう何ヵ月も話が進んでいなかった」と繰り返し語った。
「アストンマーチンは私を迎え入れてくれたし、サーキットでもその外でも僕の能力を信頼してくれた。プロジェクトを発展させることにとても意欲的だったから、僕にとっては理にかなった移籍だよ」
 そうアロンソは語る。
「僕としても、何ヵ月もの交渉の末、オスカーのような若いドライバーや才能のあるドライバーにシートを与えることは正しいことだと思った。みんなにとってWin-Winの状況になっているみたいだね」

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