アロンソ、好位置3番手からのスタートも慎重な姿勢崩さず「現実的にはトップ5~6だろう」

 

 アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、ベルギーGPの予選を6番手で終えた。だがマックス・フェルスタッペン(レッドブル)やシャルル・ルクレール(フェラーリ)、チームメイトのエステバン・オコンがグリッド降格を受けるため、アロンソは3番手から決勝レースをスタートすることになる。
 アロンソの前にいるのは、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)とセルジオ・ペレス(レッドブル)のみだ。だがアロンソにとって、これは今季最高グリッドではない。カナダGPでは雨の予選で速さを見せ、フロントロウ2番手を獲得したのだ。
 ただ決勝では、それを結果に繋げられなかった。第1スティントを引っ張ったアロンソは、バーチャル・セーフティカーのタイミングが合わなかったことなどもあり、7番手までポジションを下げると、チェッカー後のペナルティで9位となったのだ。
「カナダではフロントロウのグリッドを獲得したが、そこでは多くの失敗をした」とスパでの予選を終えたアロンソは語った。
「セーフティカーも出なかったし、1セット目のタイヤを引っ張りすぎた。バッテリーにも問題があった。レースは土曜日ではなく、日曜日にあるんだ。明日はクリーンなレースをしたい」
 アロンソの今季ベストリザルトはイギリスGPでの5位。通常なら、レッドブルとフェラーリの厚い壁に阻まれ、それ以上のポジションは難しいが、今回はフェルスタッペンとルクレールが後方からのスタートとなるため、アロンソにとっては大チャンスとも言える。
 だが彼は、速いマシンが後方から挽回して、アルピーヌがいつもの中団位置に戻ると予想。慎重な姿勢を崩していない。
「メルセデスの2台はレースペースが速いし、フェルスタッペンもいずれ表彰台圏内まで追い上げてくるだろう」
「だから現実的にはトップ5かトップ6が僕らの通常のポジションになるはずなんだ。でも、明日はどうなっているか見てみよう」
 オープニングラップのチャンスについて訊かれたアロンソは、次のように答えた。
「チェコ(ペレス)とカルロスがターン1で接触して、僕の前にフリーウェイができるかもしれないね。それが今夜の僕のイメージだ」
 
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