ペレス、レッドブルF1との現契約終了後も現役続行を希望「引退は想像できない」
セルジオ・ペレスは、現在のレッドブルとの契約が終了する2024年末で自分がF1から引退することは「想像できない」と語っている。
2021年にレッドブルに加入して以来、ペレスはこれまで2勝を挙げている。そのうちの1回は、今年のモナコGPで、路面コンディションが変化するレースで、ライバルたちを抑えきって見事な勝利を挙げた。
好調なシーズンを送ってきたことで、レッドブルはペレスとの契約を2024年末まで延長した。2024年にはペレスは34歳になる。その年齢でF1から引退するのは早すぎると、ペレスは考えている。
「すでに2024年末までの契約を結んでいるが、そこで自分のキャリアを終えることは想像できない」とペレスはドイツのスポーツ週刊誌『Sport Bild』に語った。
「引退するには若すぎるし、まだまだ楽しめるだろう。F1には多くの時間を取られるが、F1とはそういうものだ」
しかしながら、ペレスは引退のタイミングが来た時には、F1でのキャリア以外に人生で喜びを見出すことができると述べている。その理由として彼は、固い絆で結ばれた家族の存在を挙げた。
「F1で走っているとF1が人生そのものになるから、簡単にそこから離れることはできない。それでも僕は、最終的にそのことに苦労することはないだろう」
「僕の人生で最も美しい瞬間は、レースとは何の関係もない。たとえば子供たちが生まれたことだ」
「単純なことでさえ僕には大きな意味がある。メキシコで1個20ペソ(約138円)のタコスを買って、自分の家族と過ごす。そうした瞬間はF1では経験できないことだ」
F1シーズン後半の始まりとなるベルギーGPで、ペレスは2位を獲得し、ドライバーズランキングでシャルル・ルクレールを抜いて2位に浮上した。首位のマックス・フェルスタッペンとは93点差となっている。
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