バニャイヤ、レースに集中集中……首位クアルタラロが後方グリッドに沈むもタイトル争いは「考えたくない」

 

 MotoGP第14戦サンマリノGPの決勝レースを、フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は5番グリッドからスタート。ライバルのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)よりも前に位置しているが、タイトル争いに関しては考えずに行きたいと言う。
 バニャイヤは予選で、ポールポジションを獲得したチームメイトのジャック・ミラーに次ぐ2番手タイムを記録。しかしFP1でレースライン上をスロー走行して他車を妨害したことで、3グリッド降格ペナルティを科されていたため、決勝レースは5番グリッドスタートとなった。
 現在バニャイヤはランキング首位のクアルタラロから44ポイント差で、まだタイトル獲得の可能性を残している。そのクアルタラロは予選8番手に留まったため、バニャイヤにとってサンマリノGPは差を縮めるチャンスになるかもしれない。
 しかし、バニャイヤはレースに向けてライバルの状況は考えておらず、単に自分の走りでミスをしないようにすることに集中していると語った。
「この状況については、考えたくないね」と、バニャイヤは言う。
「自分の事について考えて、集中していたい。ここでのレースは長いし、僕はレース終盤にミスを2度犯して来ているしね」
「だからコンディションを理解するためにも、スマートにやっていきたい」
「コンディションがドライなら良いんだけどね。それからジャックが昨年と比べてもペースが良いから、そのワケを理解したい。負かすのはとても難しいだろうけど、頑張るよ」
 なおライバルの状況について考えたくないと話したバニャイヤだが、クアルタラロが8番手スタートであろうと、脅威として考えており油断はしていない様子だ。
 決勝レースで誰が有力と見るかを聞かれたバニャイヤは「分からない。予測は難しい」と答えた。
「通常ならFP4がより理解を進められるセッションになるんだ。でも今日はコンディションが難しいものになっていたからね」
「いずれにせよ、僕のFP4でのペースはかなり良かった。ドゥカティに乗るライダーも強いだろうし、ファビオやアプリリアも強力だろうね」
 
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