メルセデス、リスク覚悟の戦略が奏功せず。「ハミルトンの”勝利”を狙ってステイアウトさせた」

 

 メルセデスは、F1オランダGPでジョージ・ラッセルが2位となったものの、一時レースをリードしたルイス・ハミルトンは4位に終わった。
 トト・ウルフ代表は、レース終盤にセーフティカー(SC)が出動した際、ハミルトンのタイヤを変えないという判断について説明した。
 同じタイミングで、3番手につけていたジョージ・ラッセルは自らの判断でソフトタイヤへの交換を求めた。結果的にハミルトンの戦略は裏目に。首位から4位までポジションを下げてしまったのだ。
 それまではハードタイヤで追い上げる戦略が功を奏し、一時は優勝を狙える位置まで上がっていただけに、ハミルトンは無線で激怒。レース終了直後、ウルフは無線でハミルトンに話しかけ、ソフトタイヤに交換しないという判断について説明すると語っていた。
 ウルフはハミルトンに同情しつつも、この判断は戦略ミスではなく、メルセデスが保守的な結果に落ち着くよりも、優勝争いのチャンスを得るためにリスキーな戦略を取ったのだと認めた。
「ドライバーにとってそれは非常に感情的になることだ。優勝を争うほど調子が良かったのに、食い荒らされてしまったのだから、あらゆる感情が表に出てくるのは明らかだ」
 そうウルフは『Sky …読み続ける

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