ルクレール、イタリアGPは既に白旗? 「このコースは僕らのクルマにぴったりじゃない」

 

 F1は今週末からモンツァでイタリアGPが開幕。フェラーリの母国戦となるが、ドライバーのシャルル・ルクレールは厳しい戦いを予想している。
 フェラーリは2022年シーズン序盤戦こそレッドブルと互角に戦ってきたが、ミスやトラブルからライバルの先行を許してしまった。そして夏休み明けのレースでもその傾向は変わらず、既にチャンピオン争いは非常に厳しい状況へと追い込まれている。
 9日から開始されるイタリアGPは、フェラーリにとっての母国戦。必勝を期したいところだが、ルクレールはレッドブルが高速のスパや、前戦オランダGPで勝利を収めていることを考えると、モンツァでもレッドブルが強いだろうと懸念を抱いているようだ。
「ちょっと難しい週末になるだろうと思っている。少なくとも机上の理論では、そうなると思う」
 ルクレールはイタリアGPの木曜記者会見でそう語った。
「レッドブルがより強くなってくると考えているんだ。このトラックの特徴は、僕らのマシンにピッタリではない」
「でも今年は良いサプライズも、悪いサプライズも経験してきた。だから今回が良いサプライズになってくれればと思うし、予想以上のパフォーマンスを発揮できることを期待している」
 ルクレールはフェラーリのストレートでの差に関しては、パワーの問題なのかそれとも空力効率の問題なのかは「分からない」としている。そして、中低速コーナーでのアドバンテージは、モンツァのロングストレートで生じる差を埋め合わせるには至らないと厳しい考えを口にした。
「レッドブルは今年全体を通じて高い一貫性を発揮しているけど、彼らと比較すると僕らはストレートで遅れをとっている」
「彼らの今年の主な強みは、ストレートスピードだ。僕らはコーナーで少し速いけれど、ここみたいなコースでは、彼らの持つストレートでのアドバンテージ分を取り戻すには十分なものじゃない」
「レッドブルと比較すれば、今週末はそういったケースになるだろう。メルセデスに関しては、今週末の予測は難しい。彼らは浮き沈みがあるからね」
 
Read …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです