ホンダモビリティランド、持続可能な未来に向けた取り組みを発表。スーパーフォーミュラテスト車両”赤寅”&”白寅”のデモ走行も決定

 

 ホンダモビリティランドは、”持続可能な未来に向けた取り組み”を発表。その一環として、2022年のスーパーフォーミュラ最終戦”JAF鈴鹿グランプリ”で、スーパーフォーミュラのカーボンニュートラル開発テスト車両”赤寅”と”白寅”のデモ走行を実施することを明かした。
 世界中でカーボンニュートラルの重要性が叫ばれている昨今。さまざまな業種で、二酸化炭素排出量を削減するための取り組みが実施されている。
 鈴鹿サーキットやモビリティリゾートもてぎを運営するホンダモビリティランドもこの方向性を推進するため、「持続可能な未来に向けた取り組み」を9月20日に発表。”開発・次世代モビリティの取り組み”や”持続可能な未来に向けた取り組み”を宣言した。
 ”開発・次世代モビリティの取り組み”では、10月29〜30日に開催されるスーパーフォーミュラ最終戦JAF鈴鹿GPの際に、スーパーフォーミュラのカーボンニュートラル開発テスト車両の”赤寅”と”白寅”の2台のデモ走行が披露されることになった。この”赤寅”と”白寅”は、カーボンニュートラル燃料をはじめ、持続可能な素材を使ったボディワークやタイヤなどを検証するため、テスト走行を続けている。また魅力的なエンジン音や接近戦の実現に向けた空力のテストも行なわれている。
 ”赤寅”と”白寅”を使った開発テストは入場可能ではあるが、レースウィークに走るのはこれが初になると思われる。そのサウンド等をチェックできる、絶好の機会と言えよう。
 また鈴鹿サーキットパークでは、ホンダが開発したハンズフリーパーソナルモビリティ”UNI-ONE”の試乗イベントを実施。パーク内に設けられた全長約60mの特設コースを走行することができる。実施日は10月1日(土)〜12月25日(日)の土・日・祝日。小学3年生以上が対象だが、18歳以上の保護者のサポートがあれば、3歳から乗車することができる。
 ホンダモビリティランドはこれらの取り組みを今後もさらに進めていくことにより、2030年にカーボンニュートラルを実現することを目指すとしている。既に今年の4月からは、鈴鹿ともてぎで行なわれる主なモータースポーツイベントで使われる電力は、実質的に再生可能エネルギー100%となる「Greenでんき」を使用。使い捨てプラスチックの削減や、廃棄物の分別回収によるリサイクル促進などにも取り組んでいる。
 
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