F1シンガポールGPでの、マックス・フェルスタッペンのチャンピオン決定条件とは? 優勝が最低条件

 

 2022年のF1もヨーロッパラウンドを終え、シンガポール、日本のアジア地域2連戦を迎える。今季圧倒的な強さを誇っているレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、この2連戦のいずれかで、2022年のF1ワールドチャンピオンを決める可能性がある。
 フェルスタッペンは今季ここまでに11勝を挙げ、合計335ポイントを獲得。ランキング2番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に116ポイント差、ランキング3番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)に125ポイント差をつけている。残りレース数を考えると、シンガポールGPを終えた時点でライバルに対して138ポイント差をつけると、フェルスタッペンの2年連続のタイトルが決まるということになる。
 そのためには、フェルスタッペンは優勝することが絶対条件である。現時点ではランキング4番手のジョージ・ラッセル(メルセデス)と5番手のカルロス・サインツJr.(フェラーリ)にも逆転チャンピオンの可能性が残されているが、彼らがたとえ2位に入り、ファステストラップを獲得したとしても、フェルスタッペンが勝てばその差は138ポイント差以上になるため、この時点で逆転チャンピオンの可能性は潰える。
 フェルスタッペンが優勝+ファステストラップを獲得した場合には、ルクレールの獲得ポイントが4ポイント以下(8位以下)、ペレスの獲得ポイントが13ポイント以下(4位以下)でチャンピオンが確定。もしファステストラップを獲れず優勝のみだったとしても、ルクレールが3ポイント以下(9位以下)、ペレスが12ポイント以下(4位以下。ただし4位になったとしても、FLの1ポイントを獲得すれば次戦に持ち越し)となる。
 フェルスタッペンが優勝できなければ、無条件で次戦日本GPに持ち越しとなる。
 数字の上では、日本GPに持ち越される可能性が高そうだと言えよう。しかしシンガポールGPはコース脇のウォールが近く、クラッシュの可能性も高いコースだ。
 フェルスタッペンはチームのプレビューで「チャンピオン決定を急ぐことはない」と断言しているが、果たしてどんな結末が待っているのだろうか?
 
 
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