レッドブル、FP2はセットアップ変更で走行時間ロス。それでもフェルスタッペン「優勝争いはできるはず」

 

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1シンガポールGPのFP1で2番手となったものの、FP2ではわずか8周しかできず、4番手となった。
 フェルスタッペンは初日の走行を振り返り、セットアップの変更に時間がかかり、走行時間が失われたと話した。
「FP1ではクルマがうまく機能していたので、かなりいいスタートが切れたと思う。そしてFP2ではいくつかのことを試したかったけど、まず変更するのに少し時間がかかった」
「さらに別のことを試そうとすると、またその変更をするのに時間がかかり、たくさん走ることができなかったんだ。FP2の結果は、これまでのパフォーマンスを象徴するようなモノではない。まだ改善の余地はたくさんある」
 FP2では通常、予選のためのシミュレーションと、決勝に向けたロングランが行なわれる。フェルスタッペンは、そのどちらもしっかりとやることはできなかったが、抜きづらいコース特性も踏まえて、それほど危機感は抱いていないようだ。
「ただリファレンス(基準)が欲しかったんだ。僕たちが行なった変更について、それが良かったのか悪かったのか、分析する必要がある」
「とにかく、1周のタイムが速いことが一番重要なんだ。いろいろなことを分析することになる。FP1では少し長い距離を走ったから、これで終わりというわけではないと思う」
 フェルスタッペンがシンガポールGPで優勝すれば、ライバルの結果次第ではあるものの、2022年のチャンピオンに輝く可能性がある。
 優勝争いができると思うかという質問に、フェルスタッペンは次のように答えた。
「もちろん。でも、もしできなかったとしても、それはそれで仕方がない」
 チームメイトのセルジオ・ペレスも、FP1で4番手、FP2では9番手に甘んじた。こちらもFP2ではセットアップ変更をしたことに加え、セッション終盤にはマシントラブルにも見舞われてしまった。
 ペレスもFP1の方がマシンを快適に感じたとコメント。得られた情報の中からベストな選択肢を選び、フェラーリやメルセデスといった強力なライバルに対抗していくは意気込んだ。
「FP2でエンジンに問題が出て、少し走行時間をロスしてしまった。セットアップをたくさん変更したから、たくさんの情報を得られた。その中でベストな部分をピックアップして、明日は今あるものでベストを尽くすよ」
「FP1ではもっと快適だった。実際、FP1の方が速かったから、良いデータが得られたと思う。ベストな部分をピックアップしていく」
「彼ら(フェラーリやメルセデス)が強くなることは分かっていたから、どうなるか見てみよう」
 
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