フェルスタッペン、鈴鹿で戴冠なるか? 必要なのは”完璧な週末”「何かを変える必要はない」

 

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ランキング2番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に104ポイント差をつけてF1日本GPに臨む。
 日本GPのレースが終わった時点で、ルクレールやチームメイトのセルジオ・ペレスとのポイント差が112ポイントまで開けば、フェルスタッペンの2年連続チャンピオン獲得が決まる。
 フェルスタッペンがタイトルを決める最もわかりやすい方法は、鈴鹿で優勝してファステストラップのボーナスポイントを稼ぐことだ。そうすれば、ルクレールやペレスの結果に関わらず戴冠が決まる。
 一方で、フェルスタッペンが優勝してもファステストラップを獲得できなければ、ルクレールが2位に入れば、決着は次戦アメリカGPに持ち越されることにできる。
 ホンダのホームでもある日本GPは、タイトルを獲得する場所として最適だとフェルスタッペンも認識しているが、そのためには完璧な週末を過ごす必要があると語った。
「ホンダとの関係もあって、少し特別なレースになるだろう」
「昨年、この場所でタイトル争いができなかったのは残念だった。だから、ここに戻ってくることを本当に楽しみにしていたんだ。どうなるか見てみよう。完璧な週末が必要なのは確かだよ」
 フェルスタッペンは、今季初めてタイトル獲得を決めるチャンスが浮上した前戦シンガポールGPで、予選や決勝でチームや自分自身のミスがあり、決め切ることができなかった。彼の完璧な週末を求める発言はそれを踏まえたものだろう。
 シンガポールGPで起きたことは、まさにやってはいけないことの典型例だったと彼は振り返るが、問題はとてもシンプルだと話した。
「つまり、燃料の量に注意を払えばいいだけだから、そんなに変える必要はないんだ。5周分給油したら5周はできるけど、6周は無理だろう。何時間もその話をすることはできるけど、急に何かを変えるわけじゃない」
「でもそれだけじゃなくて、金曜日は周回数がとても少なかったんだ。だから、そこでもいくつかのことがうまくいかなかったと思う」
「マシンを変更したが、ウェットコンディションになったためにテストができず、それをそのままレースに持ち込んだ。だから、この週末はとても混乱していて、週末をどのように過ごしたくないかということの典型的な例だったと思う」
「だから、そこから学ばなければならない。でも、チーム内で急に変えなければならないことは何もない。悪い週末だったということは、みんなわかっている。でも、僕たちは今年、とてもいい週末を何度も経験しているから、どうすればいいかはわかっているんだ」
 
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