角田裕毅、自身初のF1日本GPは13番手でQ2敗退。ブレーキに苦しむ|F1日本GP予選
F1日本GPの予選が行なわれ、アルファタウリの角田裕毅は13番手となった。
F1デビュー以来初めての母国日本GPに挑んでいる角田。予選ではウイリアムズのニコラス・ラティフィ、チームメイトのピエール・ガスリーに続き3番目にコースインし、最初のアタックでは1分31秒631を記録し、ガスリーにコンマ4秒の差をつけた。
しかしライバルたちも大きくタイムアップ。角田はタイヤを履き替え、Q1中盤に2度目のコースインを行なった。
セクター1ではガスリーとほぼ同じ、セクター2はガスリーよりも0.4秒速く駆け抜けた角田。しかしシケインの飛び込みでフロントタイヤをロックしてしまい、ガスリーから0.024秒遅れの10番手となった。
これでは十分ではないと判断したチームは、角田を三度コースへと送り出す。
セクター1とセクター2は、2回目とほぼ同じペースだったが、今度はセクター3をしっかりとまとめ、12番手に浮上。これでQ2進出を決めた。首位マックス・フェルスタッペン(レッドブル)からは僅か0.9秒遅れ。7番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)との差は僅か0.3秒という激戦のQ1をくぐり抜けた。
一方チームメイトのガスリーは、ヘアピンでブレーキロックするなど、17番手でQ1敗退となった。
Q2は角田にとっては厳しい戦いとなった。Q1で3セットの新品のソフトタイヤを使ってしまったため、Q2で使える新品のソフトタイヤは1セットのみ。そのため、最初のアタックはQ1で使った中古のソフトタイヤでの走行となった。
その影響もあったか、全車がアタックを終えた段階では最下位の15番手。角田は無線で「ブレーキが悪すぎる」と訴えた。
残り3分というところで、角田は満を持して残り1セットの新品ソフトタイヤを投入。アタックに入っていった。自身のタイムを更新したもののライバルのタイムアップも激しく、角田は13番手でQ2敗退となった。
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