アリガトウゴザイマス、スズカ。セバスチャン・ベッテル、無線で発した日本語は「自然に出てきた」
鈴鹿サーキットで行なわれたF1日本GPの予選。今季限りでのF1引退を表明しているセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)にとっては、これが愛する鈴鹿での最後のF1レースだが、予選ではQ3に進出して9番手と気を吐いた。
ベッテルはQ1を15番手で辛くも突破すると、Q2でもダニエル・リカルド(マクラーレン)をわずか0.003秒上回って10番手に入りQ3へ。迎えたQ3ではセッション中盤に1回きりとなる渾身のアタックを見せ、1分30秒554を記録して9番手で予選を終えた。
アタックを終えた後、ベッテルは無線で次のように語り、鈴鹿への感謝を口にした。
「良いセッションだった。というか、本当に楽しめたよ。このサーキットは他のどのサーキットよりもはるかに素晴らしい。アリガトウゴザイマス、スズカ」
「この場所が恋しくなるけど、明日もあるからそこでポイントを獲ろう」
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