MotoGP第19戦マレーシアGPの予選でマルク・マルケス（レプソル・ホンダ）は3番グリッドを獲得。しかし彼は予選でうまくいった理由が分からないという。
　マルケスは今回、FP3までの総合タイムでトップ10入りを逃し、予選はQ1からのスタートとなった。タイムアタックでの走りを見るとRC213Vを快適に感じられていないように見えるなど、前戦オーストラリアGPよりは苦戦しているかと思われた。
　しかしQ2では終盤のアタックで、3番手タイムに入る1分58秒454をマーク。2戦連続のフロントロウスタートとなった。
　ただマルケスは予選後、自分がどうやって3番手に入るタイムを記録できたのか、説明ができないと語った。
「フロントロウに並ぶことができて、本当に驚いているんだ。いや、本当によく分からない」
「スピードがあるわけじゃなかったし、良いフィーリングでもなかった。でも予選ではこのポジションだ。つまり、どうやってフロントロウに並ぶことができたのか説明ができないんだ」
「でも事実として、Q1とQ2で良いラップを2周刻めた。どっちも速かったんだ」
「Q2最初の出走ではユーズドタイヤを履いていて、そんなに悪くなかった。その後新タイヤに履き替えて、さらにプッシュしていった」
「フロントロウに並ぶことができてハッピーだ。でもまだバイクと格闘しているし、明日はもっと苦戦するだろうと思う」
「ずっとバイクと格闘しているんだ。これはフィジカルコンディションや集中力にとって凄く厳しいものだ。レース距離の走行ではペースも不足しているけど、ベストを尽くすよ」

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