予算超過もコース上での利益ゼロ? レッドブル、ライバルF1チームのレギュレーション違反追求に「呆れるばかり」

 

 FIAは、レッドブル・レーシングが2021年の予算制限上限である1億4500万ドル(10月23日のレートで214億円)を超過したと発表。チームはFIAと、違反を受け入れる協定書「アクセプテッド・ブリーチ・アグリーメント(ABA)」の同意を検討している段階にあるが、チーム代表であるクリスチャン・ホーナーは超過によるコース上での「利益はゼロ」だとしてライバルチームからの追求には「呆れるばかりだ」と語っている。
 ライバルチームはレッドブルの予算超過を激しく追求。コース上でのパフォーマンスに影響を与えた可能性があったとして、ABAの締結によって科されることとなる”軽微な競技上のペナルティ”ではなく、コンストラクターズポイントやドライバーズポイントの剥奪など、より重度の罰則を求めている。
 これに対してホーナーは反論。F1アメリカGPの土曜日(10月22日)に行なわれた公式記者会見で、コース上でのパフォーマンスには影響がなかったと主張した。
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「我々はFIAと、それらのコストが何であるか、潜在的な状況を緩和するモノが何であるかを議論している」
 そうホーナーは語る。
「2021年、2022年のいずれにおいても、予算制限内で運営する中で、開発面、運営面で得られたメリットはゼロだった。我々が提出したのは、上限を大幅に下回るモノだった」
「我々は新たなレギュレーションのプロセスとして、特定の事項について異議申し立てや明確化が求められる可能性があることは予想していた。ただ外部の会計専門家である第三者機関による52ページに及ぶレギュレーションの解釈は、我々側としてはとても明確なモノだった」
「だから2021年や2022年、2023年や2024年、あるいは2026年について話しているチームもいるが、それは全くのデタラメだ」

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