ルクレール、フェラーリの改善を実感?「レッドブルとはまだ差があるが、近づいている」

 

 2023年に向けて、戦略を改善し決勝レースでのパフォーマンスアップに取り組んでいるフェラーリのシャルル・ルクレールは、すでに進歩を改善しているようだ。
 フェラーリは今季、開幕3戦で2勝をマーク。2008年のコンストラクターズチャンピオン以来、タイトルから遠ざかっていたフェラーリにとって大いに期待できるシーズンの幕開けとなった。
 しかし、戦略的なミスと信頼性の低さが相まって、レッドブルとマックス・フェルスタッペンが逆襲。日本GPでフェルスタッペンがドライバーズタイトルを、翌アメリカGPでレッドブルがコンストラクターズタイトルを獲得した。
 現在レッドブルの8連勝を許しているフェラーリは、シーズン終盤のレースを活用し、ピットストップの手順や戦略実行を改善することで、2023年に向けた準備に取り組んでいる。
 ルクレールは、まだレッドブルの予選から決勝までのペースアップに完全には及ばないとしながらも、フェラーリは「そこに到達しつつある」と語った。
 メキシコGPを前にした記者会見で、ルクレールは7月のオーストリアGP以来となる勝利を収める可能性について訊かれ、次のように語った。
「今、知るのは難しい。僕はまだ、レッドブルが日曜日に倒すべきチームだと信じている」
「彼らはいつも土曜日から日曜日にかけて、僕らがまだ見つけられていない何かを見つけているようだ」
「でも僕たちはそこに到達しつつある」
 フェラーリがレッドブルに追いつくために最も自信がある分野を尋ねられたルクレールは、明白なペースよりもレースの遂行に焦点を当てた。
 一方で彼は、チームの改善能力を考えれば、より多くのスピードを引き出すことに注力してもすぐに結果が出てくるだろうと考えている。
「僕は、パフォーマンスそのものではなく、日曜日の走りについて話していたんだ」
「でも、何戦か前から言っているように、僕たちは戦略やコミュニケーションの面で多くのことをやっているんだ」
「僕たちは正しい方向に一歩ずつ進んでいると感じている。もちろん、日曜日のレッドブルとのパフォーマンスにはまだギャップがあるが、それを見つけて改善する必要がある」
「それについては今、取り組んでいる。まだ解決策は見つかっていない。でも、うまくいっている」
「それにひとつのことに集中すれば、普通はすぐに改善できるものなんだ。だから、すぐに結果が出ると確信している」
 タイトルを逃したフェラーリにとって、ルクレールがランキング2位を確保できるかどうかは重要だが、レッドブルのセルジオ・ペレスが2ポイント差に迫っている。
 
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