メルセデス、戦略次第ではレッドブルに勝てたのか? ウルフ代表「我々の戦略は正しかったと思う」

 

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1メキシコシティGPを快勝。今季14勝目を挙げた。メルセデス勢にとっては、15秒以上の差をつけられてルイス・ハミルトンが2位と、今季初優勝に近いようで遠い結果となった。
 レッドブルはフェルスタッペンとセルジオ・ペレスのスタートタイヤにソフトを選択したのに対し、メルセデスはハミルトンとジョージ・ラッセルのスタートタイヤにミディアムタイヤをチョイス。1ストップ戦略の確実な遂行を優先した。
 ハミルトンはファーストスティントでフェルスタッペンから2秒以内の差で続いていたが、レッドブル勢がピットインすると、ミディアムタイヤで29周まで走行した。
 しかしハミルトンがハードタイヤに履き替えると、レース後半はフェルスタッペンがリードを拡大。ミディアムタイヤで46周を走り、2度目のピットストップをせずに走りきったフェルスタッペンが優勝した。
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