サインツJr.、F1スプリントで2番手浮上もフェルスタッペンと抜き際に接触「ブレーキングで攻めるしかなかった」
インテルラゴス・サーキットで開催されているF1第21戦サンパウロGP。土曜日のスプリントではフェラーリのカルロス・サインツJr.が5番手スタートから2番手までポジションを上げた。ただ、2番手に上がる際にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンと接触。サインツJr.は「ブレーキングで抜くしかなかった」として、リスクを承知の上での動きだったと振り返った。
フェルスタッペンがメルセデスのジョージ・ラッセルにポジションを奪われる中、サインツJr.はポールスタートのケビン・マグヌッセン(ハースF1)らを抜き3番手で続いた。
フェルスタッペンがパフォーマンスを発揮できずにいる中、サインツJr.は19周目のターン1でフェルスタッペンのインに飛び込んだものの、抜ききる際に右リヤタイヤがフェルスタッペンのフロントウイングにヒット。このダメージにより、フェルスタッペンのフロントウイング翼端板が破損し、直後のバックストレートでパーツが後方に吹き飛ぶこととなった。
サインツJr.はフェルスタッペンに接触するつもりはなかったとものの、レッドブルが持つストレートでの優位性から、オーバーテイクを成功させるにはレイトブレーキングで飛び込むしかないと思っていたという。
「確かに限界に達していた」とサインツJr.はスプリント後に振り返った。
「レッドブルは追い抜くのがとても難しく、彼を抜くにはターン1でタイトに攻めるしかなかった」
「レッドブル相手の場合、ブレーキングでアグレッシブに攻めるか、それとも追い抜かないかのどちらかだ。レッドブルはストレートがとても速いから、ブレーキングで攻める必要があるんだ」
「少し接触してしまったのは申し訳ないけど、これがレースだ。結果を掴むためには、攻めることも時には必要なんだ」
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