2022年F1第21戦ブラジルGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)
2022年F1第21戦ブラジルGP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)だ。
■フェルナンド・アロンソ(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=5位
ここサンパウロで、とてもいいレースができた。マシンの競争力はきわめて高かったし、僕らが採ったレース戦略により、他の多くのドライバーとはシンク(ピットストップのタイミング)が違っていた。そして終盤のセーフティカーピリオドの間に、よりフレッシュなタイヤに交換してプッシュし、これ以上は無理というところまで上位に迫ることができた。セルジオ(・ペレス)を抜いたあと、シャルル(・ルクレール)も狙っていたが、フェラーリは格段に速くてオーバーテイクはできなかった。
昨日(のスプリントで)はエステバンと接触するという失敗を犯したので、今日はチームのためにベストを尽くし、激しく戦った。アブダビへ向かうにあたって、この得点はどうしても欲しいものだった。このチームで走るのもあと1戦になり、その最後のレースのことだけを考えている。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=4位
タフなレースだった。スタート直後のインシデントで最後尾まで落ちてしまったんだ。でも、ペースもフィーリングも良かったし、自分のパフォーマンスと4位まで挽回できたことに満足している。
チェコ(ペレス)とは(ランキング2位をめぐり)とても激しい戦いになっている。アブダビのレースを楽しみにしている。シーズン最後のレースで、全力を尽くしたい。
(順位入れ替えを頼んだことについて聞かれ)普通はそういう頼み事はしないのだが、レース前にそれについての話し合いをしていたんだ。だから頼んだ。アブダビで速さを発揮して、ランキング2位をつかみたい。3ポイント差とかで逃がしたくはないね。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=3位
チームは素晴らしい戦いをして、この結果をつかんだ。良い週末だったよ。エンジンペナルティを受けたり、捨てバイザーが引っかかったことで、予定よりも早くピットインしなければならず、戦略を立て直すという不運なこともあったが、堅実なレースができた。
僕たちはしっかり集中し、再びペースを取り戻し、レース全体を通して速さを発揮することができた。今日訪れたすべてのチャレンジにうまく反応したと思う。ピットストップ作業も素晴らしかったよ。
チームのために最大限の結果を持ち帰った。最終戦アブダビのレースが楽しみだ。
初優勝を挙げたジョージ(・ラッセル)におめでとうと言いたい。彼は勝利にふさわしい、素晴らしい週末を過ごしたと思う。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
決勝=2位
ジョージに心からおめでとうと言いたい。今日の彼の走りは素晴らしかったし、昨日のスプリントでも最高の仕事をしたから、彼はこの勝利にふさわしい。
ファクトリーのスタッフ、サーキットに来ているスタッフを含めたチームの全員を誇りに思う。信じられないようなリザルトだ。今年は、1-2を達成し、勝利を獲得するために、懸命に働いてきた。チーム全員にふさわしい結果だよ。皆に心からお礼を言いたい。
(レース後の会見で語り)チームの全員にとって夢のようなリザルトだ。この結果を出すことは、僕たちにとって一番重要なことだった。チームの士気がさらに高まるし、冬に向けて、自分たちが正しい道を進んでいると確認することができる。僕たちは今も最高のチームだ。来年にはこういう結果をもっと頻繁に出せるようになるだろう。今から楽しみだよ。
(フェルスタッペンとの接触について語り)あの時は、「リタイアしなきゃならないのか」と思った。リヤの感触が変だったから、「これで僕たちの1-2を失ってしまう」という思いで頭の中がいっぱいだった。
でも芝の上を走ってコースに戻りながら、「チームに最高の結果をプレゼントしたい。どうすれば上位に戻れるかな?」と思った。どう転んだかではなく、どう立ち上がるかを考えたいからね。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
決勝=優勝
最高の気分だ。この結果を実現させてくれたチームの全員に心から感謝する。今シーズンも、このレースも、感情の面でジェットコースターのようだった。
本当にタフなレースだったが、コントロールできていると感じていた。ルイス(・ハミルトン)はものすごく速かったから、セーフティカーが出た時に、『なんてことだ。終盤はかなり難しくなるな』と思った。彼のプレッシャーは大きかったけれど、しのぎきって勝利をつかむことができた。すごくうれしいよ。
言葉が出ない。インラップではいろいろな思い出が蘇ってきた。ゴーカート時代からの母と父のこと、これまでずっと支えてくれた家族、ガールフレンド、トレーナー、マネージャーのことが浮かんだ。
メルセデスのプログラムに参加する機会を与えてくれたグウェン・ラグルー、(メルセデスの戦略責任者の)ジェームス・ボウルズ、(メルセデスF1チーム代表の)トト(・ウォルフ)……。(感謝したい人を)数え上げればきりがない。彼らには感謝してもしきれない。心の底から誇りに思う。
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