「ホンダRBPT」レッドブル&アルファタウリのパワーユニット名にホンダの名前が復活|2023年F1エントリーリスト発表

 

 2023年のF1エントリーリストが発表され、2022年はレッドブル・パワートレインズ(RBPT)とされていたレッドブルとアルファタウリのパワーユニットの正式名称が「ホンダRBPT」に変更されたことが明らかになった。
 ホンダは2021年シーズン限りでF1活動を終了。2022年も引き続きF1用パワーユニット(PU)の開発・製造を行なったが、これはホンダ・レーシング(HRC)を介してレッドブル・パワートレインズをサポートするという立場をとっており、そのPUはRBPTと呼称されていた。
 しかし12月15日に発表された2023年のエントリーリストには、レッドブルとアルファタウリの”エンジンメーカー”の名称が「ホンダRBPT」と記載されている。
 HRCが2022年同様の形でレッドブル・パワートレインズのPUを開発・製造する契約は、2025年まで結ばれている。その後2026年からは新たなPUレギュレーションが導入されるため、RBPTはこれに向けて自社でPUを開発・製造する予定で準備を進めている。
 ただ先日HRCは、2026年からの新レギュレーション下でのF1パワーユニット製造者登録を済ませたことを明らかにした。HRCはこの登録はあくまで研究のためであり、即座にホンダのF1復帰に繋がるものではないと主張しているが、今後の動きに注目が集まる。
 なおホンダは、2022年シーズンの後半はレッドブルとアルファタウリのマシンにホンダのロゴを復活させたが、これが2023年にも延長されることも発表されている。
 また来季デビューするドライバーも含め、全てのカーナンバーも決まった。角田裕毅のチームメイトとしてアルファタウリからフル参戦デビューするニック・デ・フリーズは、自身のカーナンバーに21を選んだ。
 デ・フリーズは2022年のイタリアGPで、アレクサンダー・アルボンの代役として急遽F1デビュー。この時はチームのリザーブドライバー番号である45をつけて走った。
 その他のデビュー組は、すでに明らかになっていたようにオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が81、ローガン・サージェント(ウイリアムズ)が2を選択している。
【2023年F1エントリーリスト】
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