勝って当たり前だったメルセデス、立ち直る鍵は『過去の栄光』に縛られない考え方だった?
F1の2022年シーズン、メルセデスはシーズン開幕から苦戦が続き、終盤戦まで未勝利だった。彼らはこの苦しいシーズンの中で、“過去の成功に目をくらませていなかった”ことが、成長する上での助けになったと振り返っている。
2014年以来、8年連続のコンストラクターズチャンピオンに輝くなど、近年のF1を支配してきたメルセデス。しかし新レギュレーション導入となった2022年は、開幕から大きく出遅れてしまった。
ポーパシングやバウンシングといったマシンの挙動に苦しめられたメルセデス。彼らの今年序盤は特に難しいものとなった。結果だけではなく、問題点を突き止めるために数週間という貴重な時間を失ったからだ。
メルセデスは最終的に、サンパウロGPでシーズン初優勝を納めるなど、どん底から立ち直ることには成功した。トラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは、シーズンを振り返ると苦しい中でもチーム内の文化が助けになったと語った。
「1年を振り返って、とても満足したと言うのは難しい。タフなシーズンだった」と、ショブリンは言う。
「しかしチーム内の文化が、我々の助けになってくれたと思う。我々は自分たちのこれまでの成功を持ち越してくるようなことは、決して無かった」
「我々は突如として中団でのレースになるという現実にも、即座に対応できた。それも何年間もポールポジションを争い、勝利してきたという成功の歴史があってもだ。非常に上手く適応したと思う」
「とても苦しい瞬間もあった。チームやオーナーは高い期待を寄せていたんだ。そして、今年序盤の結果は、我々の基準では認められないものだということも分かっていた」
Andrew …読み続ける
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