野尻智紀、ドライバー・オブ・ザ・イヤー2022に選出。圧倒的強さで2年連続のスーパーフォーミュラ王者に

 

 そのシーズンに最も輝いたモータースポーツのドライバーをファン投票によって決する……それがドライバー・オブ・ザ・イヤーだ。2022年の投票の結果、その栄誉は野尻智紀のモノとなった。
 1月13日、幕張メッセで東京オートサロン2023が開幕し、その初日にイベントホールでドライバー・オブ・ザ・イヤー2022の表彰式が行なわれた。
 ドライバー・オブ・ザ・イヤーの投票は事前登録、一次投票、二次投票を経て行なわれる。今回一時投票で選出された上位5名は鈴木恵武、高星明誠、千代勝正、角田裕毅、野尻智紀となっていた。
 そして二次投票の結果が、東京オートサロン2023で発表された。
 その結果、2022年のスーパーフォーミュラで全10戦中6戦でポールポジションを獲得し、2勝を含む8表彰台を記録する圧倒的な強さで連覇を果たした野尻が、ドライバー・オブ・ザ・イヤー2022に選出された。
 野尻は体調不良によってこの表彰式には出席できなかったが、手紙でドライバー・オブ・ザ・イヤーに輝いたことへの喜びを伝えた。
「皆さん、いつも応援をありがとうございます。野尻智紀です。本日は参加できず申し訳ありません」
「この度はドライバー・オブ・ザ・イヤー2022、名誉ある賞を受賞することになり、投票いただいたすべての人に心からの感謝申し上げます。本当にありがとうございます」
「昨年は佐藤琢磨選手が受賞し、ドライバーとしての悔しさと、国内の選手でも取れるんだということを見せたいという、内に秘める思いがありました」
「その思いが叶った今回の受賞、本当に感無量です」
「そしてコロナ禍の困難に立ち向かう中、プロドライバーとしてレース活動ができているのも、ファンの皆様、応援し支えてくださる関係者の皆様のおかげです。本当にありがとうございます」
「今年はこの賞に恥じない結果、スーパーフォーミュラ、スーパーGTのダブルタイトルが目標です。そしてこれからも夢や希望、モータースポーツを知ってもらう、楽しんでもらえるよう活動をしていきますので、これからも皆さんの応援よろしくお願いします」
 表彰式にはTEAM …読み続ける

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