アルピーヌF1新加入のガスリー「チームがトップグループに加わるのは時間の問題。今年は何度か表彰台争いをしたい」
BWTアルピーヌF1チームが2月16日、2023年型F1マシン『A523』の発表会をイギリス・ロンドンのクラブ、プリントワークスで開催、新ドライバーラインアップのエステバン・オコンとピエール・ガスリーが2023年のレーシングスーツを着て登場した。
ルノー時代の2020年から数えるとこのチームでの4年目を迎えるオコンは、「BWTアルピーヌF1チームとともに新しいシーズンを迎えるのがとても楽しみだ」と語った。
「エンストン&ビリーのファミリーと過ごす4年目のシーズンになる。2022年には大きな進歩を見せることができた。フランスとイギリスのファクトリーでは、全員が2023年シーズンに向けてマシン開発のために懸命に取り組んでいる。今シーズンを戦い始め、昨年からの上昇傾向を維持するのが楽しみだ。プレシーズンテストでマシンを本格的に走らせる日が待ち遠しい。カラーリングは素晴らしいね。際立って見えるよ。コース上でとても映えるだろう」
「僕自身、冬の間、シーズンスタートに向けて、懸命に努力してきた。とても良い状態だと感じるし、レースに臨む準備は整っているよ」
ガスリーはレッドブル傘下でトロロッソ/アルファタウリで長く過ごしてきたが、昨年末で離れ、アルピーヌに加入した。
「正式にBWTアルピーヌF1チームのレースドライバーとして発表されて、とてもうれしい。キャリアの次のステージに進むことを楽しみにしている」とガスリーは語った。
「プレシーズンテストでA523のポテンシャルと能力を確認し、チームにより一層馴染んでいきたいと思っている。昨シーズンの終わりにA522のパワーを経験し、チームが今年型マシンにもたらしている開発を目にして、アルピーヌの今後に大きな期待を感じた」
「エンストンとビリーのファクトリーで働く全員が日々の仕事に専念し、着実な進歩をもたらしているのを見るのはとてもうれしいことだ。チームが今年の目標を達成するために貢献するのが待ちきれないよ」
具体的な2023年の目標としてガスリーは「チームとしては、最低でもコンストラクターズ選手権4位を、より圧倒的な形で獲得することだ。そして、信頼性を向上させ、トップ3チームとのギャップを縮める」と語った。
「トップ3チームのどこかにアタックできるチャンスが訪れた時には、もちろんそのチャンスをつかむ。そういう機会に恵まれるかどうかは分からないけどね。個人的には、シーズンのなかで何度か表彰台争いができることを願っている。それよりもっとチャンスが訪れるなら、もちろんつかみにいくよ」
ガスリーは、いずれアルピーヌは、レッドブル、フェラーリ、メルセデスとF1タイトルを争えるチームになると確信している。
「オットマー(・サフナウアー代表)、ローラン(・ロッシCEO)、アラン(・パーメイン/スポーティングディレクター)と話していると、彼らは次のステップを踏み、トップ3チームに近づくために何が必要かについて、極めて明確なプランを持っている。(それが実現するのは)時間の問題だと思う」
新車発表会に際し、アルピーヌは、キャリアをサポートしているFIA F2ドライバーのジャック・ドゥーハンが2023年の公式リザーブドライバーに就任することを明らかにした。
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