フェラーリのサインツ「一日のなかでしっかり前進」ノーズの謎の窪みは意図的でなく過失/F1バーレーンテスト1日目
2023年F1プレシーズンテスト初日、フェラーリのカルロス・サインツとシャルル・ルクレールがニューマシンSF-23での走行を本格的に開始した。
フェラーリは、初日の作業内容について、次のように説明した。
「今日の主な目標は次の3つだった。通常の空力マッピングと、コース上で取得したデータと風洞やデジタルモデリングとの相関関係を効率的に確認すること。長距離走行におけるマシンの全機能のチェック。それからカルロス・サインツとシャルル・ルクレールにニューマシンについてできるだけ多くのことを学ばせることである」
午前セッションを担当したサインツは72周を走り、タイムは1分33秒253(C3タイヤ)で19人中3番手。午後に登場したルクレールは、64周の中で1分33秒267(C3タイヤ)を記録し、4番手に続いた。
「全体的にポジティブな初日だった」とサインツは語った。
「高い信頼性があったおかげで、スムーズに走り、すべての走行プランをカバーし、貴重なデータを収集できたので、心強い。一日のなかでセットアップを順調に進めていったし、アブダビでテストしたタイヤについて、理解をさらに深めることができた。全体的に、今のところしっかり進歩しているから、明日引き続き作業するのが楽しみだ」
ルクレールも順調な一日だったと振り返った。
「テスト初日は忙しかった。僕は64周を走り、予定していたすべてのテストをした。今日は、セットアップ作業とタイヤや空力テストを行うとともに、さまざまな燃料レベルで走行した。これからデータを分析する。明日のセッションを楽しみにしているよ」
なお、高速走行中、SF-23のノーズコーンに窪みができ、ブレーキング時に元に戻る現象が見られたことが、一時注目を集めた。しかし、これは意図的なものではなく、過失だったとして、後に修正されたようだ。
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