角田裕毅「3年目のシーズンへの準備は整った。マシンは改善。毎回好成績を挙げていきたい」/F1第1戦プレビュー
スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は、2023年、F1での3年目のシーズンを迎える。プレシーズンテストで2023年型マシンAT04に改善を感じることができたと述べる角田は、昨年より優れた結果を安定して出していくことを目指すと語った。
3日間のテストの総合で、角田はC4タイヤで全体の6番手タイムを記録した。アルファタウリは全チーム中最多周回をこなしており、非常に良い形で開幕戦バーレーンGPに臨むことができる。
「バーレーンでのテストはスムーズに進み、マシンに関して多くの情報を得ることができました」と角田。
「いくつかの制限や、長所と短所を特定し、そのすべてが今週末の開幕戦にとても役立ちます」
「パッケージには、昨年のマシンと比べて確実に改善されていると感じる部分もあれば、引き続き取り組まなければならない部分もあります」
「全体として良いテストでした。全チームのなかで一番多くの走行距離を記録するなかで、ロングランとパフォーマンスランを行い、今のところ信頼性は良さそうです。そこは昨シーズン序盤の問題点だったので、改善が見られて心強いですし、今週末もこの勢いを維持する必要があります」
「昨年型マシンはダウンフォースが不足していて、特に高速コーナーではマシンのスライドがひどかったため、タイヤをセーブするのに苦労しました。ニューマシンにおいて、この領域で大幅な改善が見られました」
「今年はタイヤのスペックが変わりました。先週のテストで、特にロングランにおいて、タイヤの挙動が変わったことに気付きました。それに適応しなければなりませんが、それは全員が同じです」
「デグラデーションがかなり高そうに思えましたが、僕はほとんどの走行を日中の気温が高いコンディションで行っていました。グランプリでは重要なセッションは夜に行われ、比較的気温が低い時に走ることになります」
「PU(パワーユニット)については、先週、あるセッションの後に提案をしたところ、次のセッションではすでに改善されていたのでよかったです。全員がチームとして懸命に働き、同じ方向に進もうとしています」
「またレースができて本当にうれしく思います。今年の目標は、週末を通してより一貫したパフォーマンスを発揮し、決勝でより優れた仕事をすることです。新しいトレーナーやエンジニアを迎え、いくつか変化がありました。個人的によく準備が整っていると感じています。昨シーズン末にいた場所より前に進み続けることを目標として、いつもどおり100パーセントの力を尽くしていきます」
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