【スーパーGT】タイヤ持ち込みセット数が減ると、各チームの戦略はどうなる?……「ブリヂストンの強みが活きる」と王者インパル
2023年シーズンのスーパーGTに向けての大きな変更点のひとつに、タイヤ持ち込みセット数の減少がある。例えば300kmレースにおいては、持ち込めるドライタイヤが従来の6セットから5セットに減らされるのだ。これにより、各チームは昨年よりも少ないタイヤでレースウィークをやりくりしなければならない。(なお今季5戦予定されている450kmレースについては「セット数をその都度定める」とレギュレーションに記されている)
これについてスバル/STIの小澤正弘総監督は、これまで6セットを持ち込めた300kmレースでは2種類のコンパウンドを3セットずつ持ち込んでおり、それぞれ“本命”と“バックアップ”に分けていたと語っていた。同コンパウンドのタイヤが少なくとも3セットあれば、そのタイヤだけでレースウィークを戦い切ることができたからだ。
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