フリー走行廃止を支持するドメニカリCEO。F1は「完全廃止ではなく、より魅力的にする方法を検討」と説明
F1は、CEOのステファノ・ドメニカリが週末のフォーマットからフリー走行を「廃止」する可能性を示唆したコメントについて、“より魅力的にする方法を検討している”と説明した。
ポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで開催されたMotoGPの2023年開幕戦ポルトガルGPのレースに姿を見せたドメニカリは、ポルトガルの放送局『Sport TV』に、F1の「フリー走行の廃止に賛成だ」と語った。
「私は、エンジニアには非常に役立つが、世間は好んでいないフリー走行セッションの廃止を支持している」とドメニカリは語った。
F1の週末からフリー走行を削ることは、ドメニカリが暗に示しているようにチームから重要な走行時間を奪うだけでなく、F1ファンから3時間のコースでのアクションを取り上げることにもなる。
『RaceFans』によると、月曜日にF1の広報担当者はドメニカリのコメントを詳しく説明し、F1はフリー走行を完全に廃止するのではなく、より魅力的にする方法を検討していると述べたという。賞やポイントの授与といったアイデアが検討されているようだが、まだ明確なプランは出ていない。
2021年にF1はフリー走行の時間を調整し、90分のセッションを60分に短縮した。また、一部のグランプリでスプリントレースを導入し、金曜日のフリー走行セッションを1回に削減した。
昨年、ドメニカリはすでに、F1のフリー走行に競争の意味を付加する可能性について以下のように言及している。
「フリー走行はエンジニアやドライバーにとっては非常に興味深いものだが、結局のところスポーツでは何かのために戦う必要がある」
「毎回コースに来る際には日曜日のレースを敬意を持って扱い、それが常に重要な部分でなければならないが、ポイントや賞の面で何かを賭けた戦いがあるべきだ。それが私の意見だ」
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