F1オーストラリアGP FP2:ドライからウエットに変わったセッション。序盤にタイムを残したアロンソがトップ

 

 2023年F1第3戦オーストラリアGPのフリー走行2回目が行われ、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は11番手だった。

 気温16度、路面温度27度というコンディションで、現地時間16時にセッションがスタート。降水確率は40%だが、開始直後の国際映像のカメラには水滴が映っている。ハードタイヤ、ミディアムタイヤが多いが、セルジオ・ペレス(レッドブル)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)はソフトタイヤだ。ローガン・サージェント(ウイリアムズ)はこのFP2が始まってもガレージで作業を行っていたが、最終的にコースに出ることなくセッションを終えている。

 コース上ではミディアムのフェルスタッペンが1分19秒759でトップに立った。その後アロンソが同じくミディアムで1分18秒887と、FP1でフェルスタッペンが記録したトップタイムに迫るタイムをマーク。ハードの角田は7周目に1分20秒220で11番手に浮上した。

 各車5〜8周ほどの走行を終え、一度ピットに戻る。開始から15分ほど経過したところで、現地の観客が雨具を用意する様子が見られた。ターン1、2あたりの映像でもカメラに水滴がついており、コース上は局所的に雨が降っているようだ。数台がソフトタイヤに履き替えて走行していたが、開始20分の時点で全車がピットに入った。

 開始26分を過ぎ、フェラーリのルクレールとカルロス・サインツがソフトでコースに出た。そのフェラーリの選択に驚いていたジョージ・ラッセル(メルセデス)はインターミディエイトタイヤだ。サインツは雨が増えてきたと報告しており、3台ともすぐにピットへ戻る。アルピーヌの2台、ルイス・ハミルトン(メルセデス)もインターでコースに出たが、いずれも走ったのはアウトラップだけだ。

 その後アルバートパーク・サーキット上空が雨雲に覆われるなか、フェルスタッペンやルクレール、サインツ、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリ、ランス・ストロール(アストンマーティン)など数台がインターを履いてコースに出てきた。角田もインターを履いており、終盤に向けてコース上のマシンは増えている。すでに雨は止んでおり、走行ラインも乾いてきているようだが、トップはアロンソのままセッションは終了。2番手はルクレール、3番手はフェルスタッペンとなっている。

 4番手以下はラッセル、サインツ、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ペレス、ノリス、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)というトップ10で、角田は11番手。地元メルボルン出身の新人ピアストリは、初の母国グランプリの初日を14番手で終えた。

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