ハミルトン「僕たちのペースはサウジアラビアの時とほぼ同じ」メルセデス、マシンに大きな変更はなし/F1第3戦金曜
2023年F1オーストラリアGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=2番手/2=13番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=9番手/2=4番手だった。トラックサイド・エンジニアリング・ディレクターのアンドリュー・ショブリンは、オーストラリアは前戦のジェッダと似た部分があるため、今回マシンに大きな変更を加えてはいないと述べている。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=2番手(1分19秒223:ソフトタイヤ/20周)/2=13番手(1分20秒323:ハードタイヤ/17周)
午前中はうまくいったけれど、午後はそれほど良くなかった。FP1の後でいくつか変更を加えたら、それがうまく機能しなかったんだ。今夜、元に戻すつもりだよ。FP2では雨も降ったし、あまり良いセッションではなかったね。ああいう不安定なコンディションでは、普通はたくさんのことを学ぶことはできない。それよりもマシンを安全に保つことの方が大事だ。
FP1で見たとおり、ここではいつもトラフィックが問題になる。皆がGPSシステムのトラブルの影響を受けた。二度と同じことが起こらないことを願っている。互いの邪魔をするようなことにならないようにね。
明日僕たちはレッドブル勢と戦うことはないだろう。でも、できるだけ上位に行けるよう頑張るよ。僕らのペースは、前戦のサウジアラビアと同じぐらいだと思う。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=9番手(1分19秒699:ソフトタイヤ/23周)/2=4番手(1分19秒672:ハードタイヤ/20周)
全体的に見るとそれほど悪くない一日だった。金曜日にマシンをうまく向上させられる傾向があるね。週末のなかで、いくつか変更を施して、マシンを良いウインドウに入れることができるんだ。ドライバーにとってうれしいことだよ。マシンの感触が良くなると分かっているのだし、チーム全体がそのために貢献しているわけだからね。
FP2は雨が降って残念だった。それでも、僕たちはFP1から一歩前進することができたから、まずまずのセッションだったと言える。明日の天気がどうなるのか見ていこう。今日は雨が突然降ってきた。明日も雨が降るかもしれない。僕としては状況に変化を与えるような出来事があればうれしい。
サーキットによってターマックが異なることが、マシンやドライビングの感覚に大きな影響を与える。ジェッダとメルボルンは、似たようなターマックで、タイヤをハードにプッシュすることができる。何周もプッシュラップを走れるというのはユニークだよね。予選ではたくさんのラップを走ることになるだろう。それは通常とは違うことなので、エキサイティングになるかもしれない。
今後のレースで、もっとパフォーマンスを発揮できるようになると分かっているけれど、今週末に関しては、チャンスを最大限に生かして戦う必要がある。マシンのポテンシャルをめいっぱい引き出すために努力し続けていく。
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