スプリントはF1のDNAにない! フェルスタッペン、未だ支持せず「F1は予選で最大限の力を発揮し、長いレースを走るモノ」
F1は2023年シーズン、全6回スプリントレースのフォーマットでグランプリを開催する予定だが、その最初の1回がアゼルバイジャンGPとなる。しかしレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、このスプリントについてまだ気に入っていないようだ。
現在は、スプリントと決勝のグリッドを決める予選をそれぞれ別に実施する新しいフォーマットを、アゼルバイジャンGPから導入するかどうかが議論されている。新フォーマットはまだ最終決定されていないが、新しいフォーマットは決勝レースへの影響が少なくなるため、広く支持を集めているようだ。
フェルスタッペンはスプリントレースに反対しているドライバーであることが以前から知られており、スプリントはチームにとって、非常に厳しいカレンダーをさらに圧迫するだけだと話した。
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「僕は全く好きじゃないよ」と、フェルスタッペンはスプリントについて語った。
「そういうことを全部やろうと思うと、週末がさらに濃密なモノになる。もうすでにたくさんのレースをやっているのに、さらに激しくなるんだ」
「それは正しいやり方ではないと思う。もちろん、基本的に毎日をエキサイティングなものにしたいというのは分かるけど、それなら週末の日数を減らして、土曜日と日曜日だけ走ることでその2日間をエキサイティングなものにした方が良いんじゃないかと思うんだ」
「だって一時期は1シーズンに24~25レースもしようとしていたんだから、それをさらに増やすなんて、僕から見たら割に合わないよ。僕はそれを楽しんでいないんだ」
またフェルスタッペンは、スプリントがF1のDNAに合っていないと考えており、チームがよりパフォーマンスに集中することで自動的にエンターテインメント性は向上すると考えている。
「たとえフォーマットを変えたとしても、このようなスプリントレースを行なうことがF1のDNAだとは思わないよ。F1とは、予選で最大限の力を発揮し、日曜日には素晴らしい、長いレース距離を走りきるものだ」
「それがこのスポーツのDNAだ。 …読み続ける
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