ハミルトンがF1を辞める訳ない! メルセデス代表、来季の後任候補を立てる「Bプランはない」当の本人も強固な結束示す
今季限りでF1を去る可能性もゼロではないと言われているメルセデスF1のルイス・ハミルトンについて、メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウルフはその見方を否定。後任候補を立てるという”Bプラン”はないと語っている。
今年38歳を迎えたハミルトンのメルセデスとの現契約は、2023年シーズン末に満期を迎える。2022年から2023年にかけてのオフシーズン中に契約更新は締結に向かうという見込みもあったが、シーズン開幕した今も合意には至っていない。ウルフとハミルトンが話し合いの適切なタイミングを見つけるまで、議論は保留となっているのだ。
ハミルトンはF1に残る意思を示しているものの、2024年シーズンに関するプランを確約してはいない。仮にハミルトンが引退や移籍という選択肢を選んだ場合には、メルセデスはハミルトンの後任として相応しいドライバーを探さなければならないこととなる。
メルセデス側はハミルトンと契約を延長することを望んでおり、ウルフは現在の状況に関して楽観的な姿勢を取っている。そして万が一に備えたBプランも用意していないと主張している。
motorsport.comの独占取材に応じたウルフは、ハミルトンの状況について次のように語っている。
「ナイーブに聞こえるかもしれないが、プランAが有力であれば、プランBを考えることはない」
「他のドライバーとの話し合いを行なおうとは思わない。現状、今のドライバーたちに満足しているからね。それは確実だ。だから現状、プランBはない。ルイスが乗るよ」
ウルフは、仮にハミルトンが引退を選択した場合、メルセデスが今年後半に新たなドライバーを探すため奔走する必要に迫られることとなるのは理想的ではないと認めつつも、判断は早い段階で行なわれるはずだと考えている。
「彼は充分に早い段階で我々に伝えてくれると思う」とウルフは続ける。
「ルイスが『もうこれ以上できない。明日にでも辞める』と言うとは思わないけどね」
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