MotoGP第4戦スペインGPで復帰したエネア・バスティアニーニ（ドゥカティ）だが、2日目以降の体調によっては走行を続けるのは難しいかもしれないと語っている。
　開幕戦で転倒した結果、バスティアニーニは右肩甲骨を骨折。第3戦アメリカズGPまで欠場が続いていた。
　第4戦スペインGPを前に彼はメディカルチェックを通過し、グランプリシーンへ復帰を果たしたが、体調はまだ100％ではなく、負傷した右肩の痛みが強いため、2日目以降を欠場することも考えられるという。
「月曜（24日）にミサノで行なったパニガーレでのテストと同じようで、あまり良い感じではなかった」と、バスティアニーニは語る。
「だけど愛車のもとに戻ってこられてハッピーだし、痛みはかなりあったけど、良い1日だった。全体的には満足しているよ」
「ただ僕自身の状況は良くはない。肩はまだ本調子じゃないし、何周も走ったり、速く走るのが難しいんだ」
「2日目の朝に、状況を確認する必要があるだろう。それで今日と同じか、もう少し良くなっているようなら、続けられるだろう」
「でもその他の場合には、僕らも決断を下さなくてはならない。僕はポイントを獲得するためにここにいるわけで、それが不可能だというなら中止することも必要なことだ」
　なおドゥカティは負傷明けのバスティアニーニが初日20番手となっていたことはともかく、チームメイトのフランチェスコ・バニャイヤも13番手で予選Q1スタートと比較的苦戦している状況にある。
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