フェルスタッペン2位「SC出動は不運だったし、マシンバランスも良くなかった。そんな日もある」/F1第4戦
2023年F1アゼルバイジャンGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、チームメイトのセルジオ・ペレスに続く2位を獲得した。
2番グリッドからスタートし、3周目にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)を抜いてトップに。10周目にニック・デ・フリース(アルファタウリ)がコースオフしたことでイエローフラッグが提示。チームによると、そのころ「マックスはミディアムのリヤタイヤのスライドに不満を訴えていた」ため、すぐさま彼をピットに呼び寄せたという。ところがその周の終わりにセーフティカーが出動。トップ2を走っていたペレスとルクレールはポジションを失うことなくタイヤ交換を行い、フェルスタッペンは3番手に下がった。
フェルスタッペンは14周目にルクレールを抜いて2番手に上がり、ペレスを追ったが、十分に近づくことができず、最終的に2.137秒差の2位という結果になった。
スプリント・フォーマットで行われたアゼルバイジャンGPの週末、フェルスタッペンは24ポイント、ペレスは33ポイントを稼ぎ、ドライバーズランキングで首位に立つフェルスタッペンと2位ペレスの差は6ポイントに縮まった。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=2位(51周/51周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
全体的に見て、とても良いレースだった。もちろん、僕はセーフティカーのコールに関して少し不運だったが、セカンドスティントではふたりとも全力でプッシュして戦った。コースの端の1センチまで使って走り、何度かウォールに接触してしまったほどだよ!
チームにとって良いリザルトだ。今週末からたくさんのことを学んだので、それをシーズンの今後に活用したい。
チームが1-2を獲得し、理想的な結果を達成できた。チェコは素晴らしいレースをして、とても強力だった。僕はすでに次のマイアミに気持ちを切り替えており、何ができるかを考えている。
(レース後の会見で語り)僕にとってセーフティカーのタイミングはついてなかった。その後、プッシュしなければならず、(ペレスの)後ろにぴったりついて、DRS圏内を走ろうとした。でも、他のマシンのすぐ後ろを走ることで、タイヤがオーバーヒートしてしまったと思う。
一方で、バランスの問題もあって、一貫性を保つのに苦労した。ステアリングホイールのツールを活用して何とかしようとして、うまくいき、最後の10周はかなり良くなった。でも(ペレスにチャレンジするには)少し遅すぎた。今日のレースを通して、またたくさんのことを学んだよ。
常に完璧でいることはできないけれど、そういう日でも何かしら学ぶことができるんだ。
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