角田裕毅、セットアップの大変更が奏功せず、予選17番手「バランスは問題ないがグリップが低かった」/F1第5戦
2023年F1マイアミGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は17番手で、予選Q1敗退となった。
ビークルパフォーマンス責任者のギヨーム・デゾトーは、チームと角田の一日について、次のように総括した。
「昨日のフリープラクティスから、タイヤからすぐにグリップを引き出すことがなかなかできず、苦労している。昨夜の分析が、エンジニアたちの興味深い議論につながり、今日に向けて、空力的負荷を増やすため、セットアップを大幅に変更することを決めた」
「残念ながらFP3は依然として厳しく、ドライバーはふたりとも序盤の周回でソフトタイヤからパフォーマンスを引き出すことができなかった。我々はさらなる分析を行い、予選セッションに向けて微調整を施した。予選では中団が非常にタイトな戦いになるものと予想していた」
「Q1で、1周ごとに路面が大きく改善していくことが分かった。トラフィックにうまく対処し、2台ともクリーンなラップを走ることができた」
「裕毅は3つのセクターすべてをうまくまとめあげることができず、0.05秒以下の差でQ2進出を逃した(注:実際は0.104秒差)。悔しい結果だ」
「上位勢のグリッドが通常とは異なるものになっているので、明日のレースでは動きがあるだろう。そこからアドバンテージを得て、ポイント圏内に近づくための準備として、今夜、さまざまな戦略について分析する。天候も大きな役割を果たし、チャンスが生み出される可能性がある。後方からのスタートの場合、リスクを冒すことが比較的容易なので、戦いに挑むつもりだ」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
FP3 16番手(1分29秒179:ソフトタイヤ/20周)
予選 17番手(Q1=17番手1分28秒429:ソフトタイヤ)
望んでいた結果でないことは間違いありません。序盤からペースがなく、とても苦戦しました。中団はこの数戦同様、かなりの接戦になっています。明日は新しい一日になるので、どういう展開になるのか見ていきます。
セットアップを大幅に変更しましたが、うまく機能しなかったようです。それでも前に進み、集中し続ける必要があります。
バランス自体は問題ありませんでしたが、グリップがとても低かったです。困難な予選であったことを受け入れる必要があります。僕にとってベストな予選ではありませんでした。明日に向けてパフォーマンスの向上を図るため、今夜すべてのことを分析します。
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