F1分析|レッドブル開幕5連勝も、実は昨年よりも接戦。シーズン後半、アストンマーチンの浮上はあるか?

 

 今シーズンのF1もここまで5戦が終了。その全てをレッドブルが勝利し、圧倒的な強さを見せている。しかしマシンのパフォーマンスという意味では、昨年以上に後方と接近しているかもしれない。
 各グランプリの予選でのマシンパフォーマンスを計算していくと、トップと後続の差が大きく詰まっているように見える。つまり、ほんの少しでもパフォーマンスが向上すれば、その勢力図が入れ替わる可能性があることを意味していて、シーズン後半には思わぬ大逆転が起きるかもしれない。
 本稿で使うマシンパフォーマンスは、各チーム2台のマシンのうち、各セクターごとに速い方を抽出。最速のマシンを100%とし、そこからの遅れを導き出している。
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