レッドブルは予選ペースを捨てている? ”一発屋”フェラーリF1「予選で争えるのは彼らが最適な状態ではないから」

 

 スクーデリア・フェラーリは、2023年シーズンに予選でレッドブル・レーシングに挑むことができるのは、ライバルが1周のパフォーマンスを「諦めた」からだと分析している。
 今のところ、レッドブル以外のドライバーでポールポジションを獲得しているのは、フェラーリのシャルル・ルクレールのみ。アゼルバイジャンGPでは、スプリント用の予選と決勝用の予選両方でルクレールがトップに立っている。
 また、開幕戦バーレーンGPではパワーユニットにトラブルが発生するまでは、トップから0.292秒差に接近。第2戦サウジアラビアGPでは、決勝でグリッド降格ペナルティを受けることとなったものの、ポールに0.155秒差に迫っていた。
 しかし、表彰台獲得はルクレールがアゼルバイジャンGPで獲得した1回のみ……フェラーリの上位入賞ドライバーは、開幕から5レース平均でレースウィナーから30.85秒差でのフィニッシュとなっていた。
 フェラーリのドライバーコーチであるジョック・クレアは、レッドブルがレースペースを最大化するために予選でのパフォーマンスを犠牲にしていると語っている。
 予選と比較して、フェラーリのレースペースが低いことについて、クレアは次のように語っている。
「我々はどこに問題があるのか、よく理解している。それを数値化しているのだ」
「ある意味、我々は『予選とレースで何が起きているのか』ということだ。いくつかの違いを見ることができる」
「ただ、その違いがどのような結果になるのかは、まだ見えていない。そこが我々が進めているプロセスで、レースペースを取り戻すために何ができるか、あるいは我々の焦点をどうシフトできるのかを特定しようとしていた」
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